現在では市民権を得たデンタルインプラント治療ですが、元々は、P.I.ブローネマルク教授が下顎の無歯顎症例に対して使用したのが機械研磨した人工歯根型インプラントの始まりです。
周りの健全な歯を痛めてしまうブリッジや咬合支持の点で劣勢な部分入れ歯を避けてインプラント治療を望まれる方が多くなってきました。そのため、骨量が少なく、過去にはインプラント治療を回避していたケースに対しても骨造成を行なって、積極的にインプラント治療がなされるようになりましたが、その反面、術後に腫れが出たり、治療期間が1年を超えて長くなる事も多くなりました。
そのため、インプラントメーカーはインプラントの形態と表面性状を改良し、10年前であればインプラント埋入と同時に骨造成が必要であったケースのうちの約40%程度は骨造成が不要かあるいは最小限にできるようになりました。また従来型のインプラントと比較しても成績に差はないと結論が出ています。
また、インプラント治療の術前診査が進歩し、手術時に一番時間を掛けるインプラントポジションの決定が術前のCTデータとシミュレーションソフトにより決定されるようになり、手術時間が短縮されてスピーディーに手術が行えるため、良好な結果をもたらしております。
さらに、インプラント上に歯を製作する段階で必要であった型取りがデジタル化し、部分欠損症例においては口腔内スキャナでスキャニングして制作できるようになりました。これも患者様の身体的負担の軽減に貢献しております。
結論として、現在ではより速く安全かつ快適にインプラント治療が行えるシステムが確立されてきました。
当院では、歯を失った場合の有効な治療法の一つとしてインプラントをおすすめしています。
世界的にシェアを持ち多くの方に評価されているアストラテックという信頼性の高いインプラントメーカを使用しています。
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